研究

HOME > 研究 > 建設材料システム系

建設材料システム系

概要

コンクリートや鋼材等の伝統的な建設材料や、構造・補強材として使われる新型の連続繊維複合材(FRP)の性質について教育や研究を行い、『安全・安心なコンクリート構造物』の形成に貢献します。

研究内容

コンクリートの施工時ひび割れ発生予測および制御

カルバート構造物の温度発生シミュレーションです。コンクリートの練り混ぜ後、セメントの主成分である。酸化カルシウムが水と反応し水酸化カルシウムが生じます。この過程において、水和熱が発生します。その結果、コンクリートの最高温度はときには90℃近くまで上昇します。この発熱によって、コンクリートにひび割れが生じることもあるため、コンクリート内の温度を予測することは極めて重要です。

連続繊維シート(FRP)の接着補強


連続繊維複合材の両引きせん断付着試験

連続繊維シートとコンクリートの付着試験の様子です。連続繊維シートの付着が強いほど、最高級といえる連続繊維シートの引張強さを活かすことができます。

蓄光材料に関する研究

蓄光材料の発光特性、床設置型蓄光材料の視認性、蓄光材料の癒し効果、屋外蓄光避難誘導システム、無機蓄光塗料の開発等について研究しています。また、無機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)の諸特性に関する基礎的研究も実施しています。


スクリーン印刷機


蓄光標識(可視光下)


蓄光標識(発光時)


発光素子輝度測定装置


無機EL発光状況

所属教員