本研究グループの研究対象は粗度乱流による土砂輸送機構である.河床に粗度や植生が存在する場合は大規模な組織乱流が生成され,流れ(乱流)と流砂が複雑に相互作用することが知られている.屈折率を整合したRIM-PIV法を用いて粗度層内部の水流と粒子挙動を同時計測する方法を確立し、乱流による土砂輸送のメカニズムを鋭意研究している.
また河道の樹林化の重要なプロセスである洪水時の植生周辺での土砂堆積・陸地化のメカニズムの解明に取り組んでいる.植生乱流の研究の中でも柔軟な植生の乱流構造の研究は海外で注目されており,英国・ラフバラ大とも共同で研究を進めている.詳細はこちら

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