岡本研究室         

             -Environmental Fluid mechanics Laboratory- 

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3年生へ

当研究室では水理模型実験を駆使して実河川の水理の諸現象の解明に取り組んでいます.研究テーマは大きく二つに分けられ,

1.粗度・植生乱流など現象解明を目的とした基礎的な研究

2.流木災害とその対策,水難事故などの社会実装を意識した実用的な研究を行っています.

乱流研究についてはLargeEddySimulation(LES)を用いた数値計算も併用しています.特に乱流や流木の実験研究は海外で注目されていて,研究成果は最終的に海外のジャーナルに出すことを目指しています.

(これまでに掲載された主要なジャーナルEnvironmental.Fluid.Mechanics,Springer,J.Flood.Risk.Management,Wiley,J.Hydraulic.Res.,,Taylor&FrancisJ.ofHydro-environment.Res.,Elsevierなど)

研究に対する考え方

ダ・ヴィンチに端を発する水理学は、流れを可視化し解明するという基礎研究部分のみならず、治水や防災に役立てるという実用的研究部分も担っている。多くの土木分野で、先人の編み出した数式による理論化、数値予測が行われているが、学生時代には特に、現場や実験で生の現象に触れるということを大切にしたい。どういうことが起こっているのか体験し、自分の目で見て考えることが、次への発想に繋がると考えている。

研究全体を俯瞰する視点・データの流れを扱う視点・細かく現象を観察する視点の3つを学生時代に身につけられるように指導し、一緒に世界に通用するような水理学の研究を展開していきたい。