Mizoguchi River Hydraulics Laboratory 本文へジャンプ
 
 
プロフィール


溝口敦子 (寺本敦子) 

■学位:博士(工学)

■専門分野:河川工学,移動床水理学
     川の物理環境のメカニズムに関する研究を行っています

■所属学会:土木学会,応用生態工学会,IAHR

■学会・社会活動
(学会関係)
2005年9月〜現在 土木学会水理委員会河川部会委員
2014年6月〜現在 土木学会地盤工学委員会堤防小委員会 部会委員
2015年1月〜2018年5月 土木学会応用力学委員会 地区幹事
2015年10月〜2017年9月 土木学会応用力学委員会 幹事
2015年12月〜現在 土木学会応用力学委員会応用力学論文編集小委員会 委員
2016年2月〜現在 土木学会応用力学委員会シンポジウム運営小委員会 委員
2017年5月〜現在 土木学会水工学委員会論文編集小委員会 委員
2017年10月〜2019年9月 土木学会応用力学委員会 副幹事長
2019年5月〜 土木学会水工学委員会 委員
2019年10月〜 土木学会応用力学委員会 幹事長

(社会活動)
2012年11月〜現在 東海ネーデルランド高潮・洪水地域協議会 ファシリテータ
2013年3月〜現在 名古屋市 堀川水辺活用協議会委員
2013年7月〜2014年3月 美和ダム再開発 湖内堆砂対策施設検討委員会 委員
2013年9月〜現在  矢作川流域圏懇談会部会員
2014年1月〜現在 土木学会応用力学小委員会 委員/中部地区幹事
2014年7月〜現在 小渋ダム土砂バイパスモニタリング委員会 委員
2014年7月〜現在 国土交通省中部地方整備局 小渋ダム土砂バイパスモニタリング委員会委員
2014年11月〜2015年3月 名古屋市堀川納屋橋地区水辺活用推進事業実施業務委託事業者評価委員
2016年4月〜現在 国土交通省中部地方整備局 大井川河道整備検討委員会 委員
2016年6月〜現在 静岡県大井川水系中流七曲りブロック流域委員会 委員
2016年6月〜現在 国土交通省中部地方整備局 
             天竜川流砂系総合土砂管理計画検討委員会【上流部会】 委員
2017年1月〜現在 国土交通省 水管理・国土保全局 ダム再生ビジョン検討会 委員
2017年1月〜現在 国土交通省中部地方整備局 大井川流砂系総合土砂管理計画検討委員会 委員
2018年01月〜2019年02月 名古屋市防災条例見直しと防災施設の推進に関する有識者懇談会 委員
2018年06月〜現在 国土交通省河川管理施設の点検結果評価基準等検討会 委員
2018年06月〜現在  国土交通省洪水予測高度化検討委員会 委員
ほか 大学HP参照

■研究テーマ:河道内砂州の変遷機構,混合粒径で構成された河床の土砂動態など

■主な論文:
(1) 辻本哲郎,寺本敦子,後藤孝臣(1998):低堰堤貯水池排砂の問題点とその土砂水理学的支援,第4回河道の水理と河川環境に関するシンポジウム論文集,土木学会,pp.261-266
(2) 辻本哲郎,増田健一,寺本敦子,田代喬(1999):試験湛水時のダム下流河道の生息環境の変質とその復元のためのフラッシュの効果の評価,河川技術に関する論文集,第5巻,土木学会,pp.81-86
(3) 後藤孝臣,辻本哲郎,寺本敦子(1999):移動床実験・河道変動解析による低堰堤貯水池からの排砂効果の検討,河川技術に関する論文集,第5巻,土木学会,pp.189-195
(4) 辻本哲郎,寺本敦子(2000):砂州河川における一時水域「たまり」の形成シナリオ,河川技術に関する論文集,第6巻,土木学会,pp.83-88
(5) 辻本哲郎,寺井達也,寺本敦子(2002):木津川下流部砂州の植生繁茂と裸地維持の仕組み,河川技術に関する論文集,第8巻,土木学会,pp.307-312
(6) A. Pornprommin, A. Teramoto, N. Izumi, T. Kitamura, T. Tsujimoto(2002):Numerical simulation of bar formation in straight channels by the NHSED2D model,J. Applied Mech.,JSCE, pp.629-938
(7) 寺本敦子,辻本哲郎(2003):砂州を伴う河道の低水路河岸侵食に関する数値解析による研究,水工学論文集第47巻,土木学会,pp.649-654
(8) 寺本敦子,中村幸世,辻本哲郎(2003):手取川における河道変遷とそれに伴う河岸侵食の変化,河川技術論文集,第9巻,土木学会,pp.329-334
(9) 寺本敦子,戸田世知,辻本哲郎(2003):狭窄部における土砂流出現象と扇状地河道管理における供給土砂量の推算,河川技術論文集,第9巻,土木学会,pp.335-340
(10) 寺本敦子,辻本哲郎(2003):砂州の形成過程に関する数値計算手法,応用力学論文集,第7巻,土木学会,pp.975-982.
(11) A. Teramoto,S. Nakamura and T. Tsujimoto(2003):Bank erosion with bar migration,International Symposium on Disaster Mitigation & Basin-wide Water Management,CD-ROM.
(12) 寺本敦子,辻本哲郎(2004)卓越砂州モード数へ及ぼす河床の粒度構成の影響,水工学論文集第48巻,土木学会,pp.1003-1008.
(13) 寺本敦子,宮脇真二郎,辻本哲郎(2004):木津川下流域における砂州地形の特徴と植生域の変遷シナリオ,河川技術論文集,第10巻,pp.375-380.
(14) 寺本敦子,辻本哲郎(2004.6):流量,土砂流入条件が砂州の変動に及ぼす影響の一考察,河川技術論文集,第10巻,pp.273-278
(15) 寺本敦子,辻本哲郎(2004.8):巨礫が砂州形成機構に及ぼす影響,応用力学論文集,第8巻,pp.937-944 .
(16) 寺本敦子,辻本哲郎(2005.2):植生域を伴う砂州の地形変化-木津川下流域を例として-,水工学論文集,第49巻 ,pp.1021-1026.
(17) 寺本敦子,松井宏充,辻本哲郎(2005.6):洪水時に形成される砂州地形と低水時の瀬淵構造との関係,河川技術論文集,Vol. 11,pp.369-374.
(18) 辻本哲郎,鷲見哲也,寺本敦子,前田和(2005,6):破堤拡大過程と河川特性の関係について,河川技術論文集,Vol. 11,pp.121-126.
(19) T. Tsujimoto, A. Teramoto and H. Matsui (2005) : Riffle-Pool Structure in Daily Landscape and Sand Bars Formed during Flood, Proc. of the XXXI IAHR Congress, pp.2152-2161, Seoul, Korea (CD-ROM).
(20) A. Teramoto and T. Tsujimoto (20050) : Effects of Size Heterogeneity of Bed Materials on Mechanism to determine Bar Mode, , Editors: Gary Parker and Marcelo H. Garcia,River, Coastal and Estuarine Morphodynamics: RCEM2005 volume 1,pp.433-444.
(21) 寺本敦子,辻本哲郎(2006):砂州形状の特性と平水時の流路構造,水工学論文集,第50巻,pp.961-966.
(22) 木村一郎,寺本敦子,小畑めぐみ,細田尚(2006):連結系汽水湖に遡上する高塩分水塊の挙動とその制御に関する基礎的研究,水工学論文集,第50巻,pp.1291-1296.
(23) 溝口敦子,鈴木洋之,黒田勇一,辻本哲郎(2006):急流河川における砂州変動状況の把握,河川技術論文集,Vol. 12,pp.91-96.
(24) T. Tsujimoto, A. Mizoguchi and A. Maeda (2006) : Levee branch process of a river by overflow erosion, RiverFlow2006, pp.1547-1555, CD-ROM.
(25) 溝口敦子,辻本哲郎(2008):砂州形成河床上の流砂量と流砂動態の検討,水工学論文集,第52巻,pp.589-594.
(26) 溝口敦子,辻本哲郎(2008):交互砂州を有する砂床河道の変遷と今後の変遷予測,河川技術論文集,Vol. 14,pp.103-108.
(27) 鈴木 洋之, 落合 厚, 九田 将茂, 溝口 敦子(2008):高精度流入量推定法を用いた神通川の小規模ダム群における推定流量の精度評価,水文・水資源学会誌,Vol.21,No.4,pp.285-295.
(28) 溝口敦子,森田梓,辻本哲郎(2009):土砂供給の量と質が砂州河道に及ぼす影響に関する基礎的研究,河川技術論文集,Vol. 15,pp.471-476.
(29) A. Mizoguchi and T. Tsujimoto (2009) : Influence of Sediment-Supply Condition on Bar Morphology, Gravel River in Japan, Editors: C. A. Vionnet, M. H. Garcia,E. M. Latrubesse and G. M. E. Perillo, River, Coastal and Estuarine Morphodynamics: RCEM2006 volume 2,pp.751-758.
(30)溝口敦子(2010):低水護岸を有する矢田川低水路における交互砂州の変動特性,河川技術論文集,Vol. 16,pp.107-112.
(31)溝口敦子(2010):大礫間を流れる砂の流砂量算定に向けた相対水深が小さい場での粗度抵抗・有効掃流力の評価に関する実験的検討,応用力学論文集,pp.869-876.
(32)溝口敦子(2011):砂混じり礫河床上の交互砂州における流砂動態に関する実験的研究,水工学論文集,第55巻,土木学会,pp.775-780.
(33)溝口敦子,谷口義則,鷲見哲也,音田慎一郎,青木一展,飯田涼介(2011):複断面河道における低水路幅の違いが砂州物理環境および魚類生息環境へ及ぼす影響,河川技術論文集,Vol. 17,土木学会,pp.125-130.
(34) 溝口敦子,青木一展(2013):矢田川を例にした砂州地形の変動特性に関する検討,水工学論文集,第57巻,土木学会,CD-ROM.
(35)溝口敦子(2013.6):越流の誘因が破堤過程に及ぼす影響の実験的検討,河川技術論文集,Vol. 19,土木学会,pp.45-50.
(36)溝口敦子(2014.6):ダムによる流況の変化とそれに伴う砂床河川の砂州地形の変質,河川技術論文集,Vol. 20,土木学会,pp.295-300.
(37)溝口敦子(2015.2):相対水深が小さい場における河床表層状態および鉛直構造と粗度の評価,水工学論文集第59巻,(土木学会論文集B1(水工学) Vol.71),土木学会, pp.I-637-I-642.
(38)溝口敦子,土屋 幸宏,森 勇輔(2017.1):二粒径構成河床における反砂堆と礫集合体形成に関する一考察,土木学会論文集A2(応用力学)特集号,Vol. 72, No. 2,土木学会, pp.I_549-I_556.
(39)溝口敦子(2017.2):二極化した粒度分布を有する河床における表層礫構造の取り扱いに関する一考察,水工学論文集第61巻,pp.I_871-I_876.
(40)溝口敦子,赤堀良介(2017.6):多列砂州を有する大井川の河床変動特性と流量時系列の変化が河床変動へ及ぼす影響,河川技術論文集,Vol. 23,土木学会,pp.537-542.
(41)溝口敦子(2018.02):直立性植生域内の流速鉛直分布に底面粗度が及ぼす影響の実験的検討,土木学会論文集A2(応用力学),Vol. 74, No. 1,土木学会, pp.I_38-I_50.
(42)溝口敦子(2018.06):網状流路を有する大井川を例とした移動床河道の維持管理に向けた課題と展望,河川技術論文集,Vol.24,土木学会pp.209-214.
(43)赤堀良介,溝口敦子,石黒聡士(2018.06):網状流路を有する大井川における植生域消失と流路変動の関係,河川技術論文集,Vol.24,土木学会,pp.215-220.
(44)溝口敦子(2018.11):急こう配礫河床上の細砂流下現象における粗度低下と充填率評価の重要性,水工学論文集第63巻,(土木学会論文集B1(水工学) Vol.74No.5),土木学会, I_1147-I_1152.

ほか 大学HP参照