教育

HOME > 教育 > 学習・教育目標

学習・教育目標

学科の教育目的

穏健中正で実行力に富み、心身ともに健全で、地域社会・国家社会・国際社会の信頼に値する人材の育成

学習・教育目標

「技術者教育認定制度」とは

大学などの高等教育機関の技術者教育プログラムを,外部機関として専門的,中立かつ公平に評価し,国際水準や社会的要求に適合する内容とレベルの教育が実施されている事を専門認定する制度です.
日本技術者教育認定機構(JABEE*:Japan Accreditation Board for Engineering Education)は,技術系学協会や産業界と密接に連携しながら,技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体です.
日本を代表する技術者教育認定団体としてワシントン協定に加盟しています.

*JABEEは登録商標です.

建設システム総合プログラム(Civil Engineering Integrated Program)

建設システム工学の基礎から応用まで全般にわたって学ぶ、本学科の標準的な教育プログラムです。
このプログラムは、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定審査の対象となる教育プログラムです。

徳の教育 A 人類ならびに科学・技術の歴史的視点に立って、多様な価値観を身につけ、地域社会・国家社会・国際社会の中で信頼される人材を育成する。
B 社会や自然との関わりの中で科学・技術をとらえ、人間としての道徳ならびに技術者としての責任感を育成する。
C 組織の中にあってチームワークを重んじ、強調しつつも指導力を発揮することのできる人材を育成する。
知の教育 D 工学や技術の道具としての数学や物理学などの自然科学の基礎、ならびに情報処理技術を習得し、専門の基礎科目において、応用できる能力を身につける。
E 専門の主要分野を構成する構造工学、水工学、地盤工学、社会基盤計画学、建設材料学の基礎知識を身につける。
F 環境や維持管理に配慮した社会基礎整備ならびに安全で快適なまちづくりに必要な応用知識を身につける。
技の教育 G 実社会において、即戦力につながる専門の実務基礎能力を身につける。
H 主要分野に関する実験・実習、演習を通して現象の理解を深め、論理的な思考力を身につける。
I 新たな技術的な問題を設定することができ、習得している専門基礎知識ならびに応用知識を総合化し、解決する方法を模索できる能力を身につける。
J 少人数教育を通して、論理的な記述・口頭発表・討議のできるコミュニケーション能力を身につける。

上記の建設システム総合プログラムの学習・教育目標は,建設システム工学科の卒業生ほか外部からの意見を踏まえ,教室会議(平成17年1月13日開催)において文言を修正し,改訂したものである.前版からの修正箇所と変更理由はつぎの通りである.

  • C 前版にあった「リーダーシップをとる」をより広範な意味に捉え,「指導力を発揮する」に変更した.
  • E 専門分野の名称を統一するため「水理学」を「水工学」に変更した.また,前版にあった「防災工学」は応用的な分野であり,目標Fと内容的に重複することから削除した.
  • F 前版にあった「資源に配慮」と「循環型社会」の意味を「環境に配慮」に含めるとともに,最近重要性の増している「維持管理」への配慮を盛り込んだ.

建設システム基礎プログラム(Civil Engineering Basic Program)

建設システム工学の基礎に重点をおくとともに、他の分野の学科目も含め幅広く学ぶことが可能です。

徳の教育 多様な価値観を備え、人間としての道徳ならびに組織における協調性をもった人材を育成する。
知の教育 自然科学の基礎を習得するとともに、専門分野を中心とした幅広い領域の基礎知識を身につける。
技の教育 専門の実務基礎能力に加え、新たな課題に対する柔軟な思考力と基本的な解決能力を身につける。

学習・教育目標は平成17年1月に一部改訂

教育・指導方針

  1. 科目毎の授業計画を授業の始めに説明します.同時に各科目の到達目標を示し,成績の評価基準も明確にします.到達目標に達したかどうかは皆さん自身で自己評価してもらいます.成績評価は,評価基準に従って厳正に行われることになります.
  2. 国際的な水準と照らし合わせて,十分なレベルを有した試験の答案やレポート,図面,論文のみが成績の評価対象となります.
  3. 定期試験の答案,授業で課すレポートや小テスト,あるいは図面や論文などは教育水準を証明する証拠資料として保存します.証拠資料の保存にご協力下さい.
  4. 自主的な学習姿勢を身につけて下さい.授業中に教員の話を聞き,与えられた課題をこなすだけの受け身的な学習ではなく,自らが進んで積極的に学習して下さい.