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主たる開講科目の紹介地盤システム系

主要な担当専門科目

地盤力学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ

地盤を構成する土は,土粒子,水,空気の三相で構成されています.粒状体である土についての基本的な性質からはじめ,地盤中の地下水流動,地盤の圧縮,圧密特性,土の破壊理論,地盤の変形と破壊について,地盤力学Ⅰ,Ⅱを通して学習します.最後の地盤力学Ⅲにおいては,実在の地盤構造物を例にして,擁壁や基礎の設計計算,斜面安定解析法について習得します。

砂地盤の浸透破壊

土の三軸試験

建設地質学

構造物の荷重を支える地盤について,地質学的見地から正確な情報(構成・状態・履歴・工学的問題など)を得ることは建設技術者にとって重要な素養となります.本講義では,地質学の基礎について学び,地形と地質との関連,沖積および洪積地盤や火山地帯の地盤について,実務に関連した題材を通して習得します.

地盤調査システム学

基礎の設計・施工に必須となる地盤調査法,構造物の各種基礎形式と地盤との関連,基礎の支持力算定に必要な地盤情報,基礎の支持力と沈下,各種基礎の特性と支持力機構,および地盤改良工法などの基礎工の基本について学びます.

建設工学実験(土質実験)

地盤力学ⅠおよびⅡで学んだ内容に関して,実際の土を触りながら,その物理特性や力学特性について実験を通して学びます.物理試験,粒度試験,突き固め試験,透水試験,液状化試験,一軸圧縮試験,一面せん断試験などの基本的な土質実験を実施します.