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施設・設備紹介水工システム系

屋外水理実験場

可変勾配大型開水路

幅60cm,長さ19mの大型開水路です.基礎的な水理実験から,河床の土砂移動を調べる実験を行うのに用いられます.勾配が水平から急勾配まで設定できるため,土砂を敷いた水路に水を流すことで,土石流現象や河川地形の変化を再現することが可能です.平成21年に水路部が新しくなったため,全面ガラス張りで横から流れを観察することが可能です.

二次元造波水槽

幅1m,長さ30mの長い造波水槽です.実際の海と同じように不規則な波を造波装置によって起こして,海岸での波の動き,海浜地形の変化を再現できます.

平面造波水槽

幅10m,長さ18mの造波プールです.大型の造波装置によって規則的な波を起こし,海岸付近での波,流れを再現できます.これにより,テトラポットなどを設置した場合の消波効果や,砂の動き,ゴミの漂着現象について調べることができます.

屋内水理実験室

沈降現象・オリフィス実験水槽

高さ約2mの大型実験水槽です.水槽に水をはり,上から物体を落とし,沈降速度を計測することで,その物体の抗力係数を求めることができます.また,この水槽は,側面に設けられたオリフィス(小孔)からの流出実験を行うこともできます.

可変急勾配開水路

幅45cm,長さ8mの開水路です.基礎的な流れや流砂の実験を行うのに用いられます.水平から急勾配まで様々な勾配を設定して,水の流れや土石流,流水中の砂の移動に関する実験を行うことができます.