私が勤務している中部地方整備局では、道路や河川などの社会資本整備に、計画段階から維持管理まで、幅広く携わっています。現在は、ダムの管理が主な業務で、河川の水位上昇を抑えることで、周辺市町村を水害から守っています。平常時は、ダム堤体やダム湖に異常がないか点検を実施したり、非常時に備えて操作訓練を行ったりしています。
世界自然遺産に登録された小笠原諸島の港湾施設の整備・維持管理を行っています。小笠原への交通手段は東京から25時間半の定期船のみのため、島の生活にとって港は非常に重要な施設です。管理・運営は少人数で行うため、業務の幅は広く、土木はもちろん、電気や機械まで網羅する必要があるため大変ですが、その分やりがいを感じています。
私の所属部署では、市営地下鉄全6路線の線路や構造物の維持管理を行っており、地下鉄の安全運行を支えています。その他にも、点検・検査業務や長期補修計画立案まで多種多用な仕事があり、学生時代に学んだ知識があらゆるところで役立っています。多くのお客様を乗せて走る電車を見るたびに、市民の日常を支えていることに歓びを感じています。
私が所属している課の仕事内容は、宅地内の給水装置や排水設備の審査検査業務、中高層建物直結給水に関する審査業務、公共下水道の計画処理区域外からの下水道使用申請に関する認可業務です。昨年までは、都市建設部に所属し、駅の移転事業や周辺道路の整備事業に携わっていました。市役所では、幅広い知識が求められるため、毎日が勉強です。
中部地方整備局は、中部地方の地域づくりのコーディネーターとして、社会資本整備を進めています。近年では東日本大震災や紀伊半島豪雨の際に職員が被災地に派遣され、災害対策等を行いました。中部地方で起こり得る大災害に対し、地域特性に応じた予防・復旧対策について、重点的に取り組むべき事項の検討なども行っています。人々の生命を守り、魅力ある地域づくりを支える、やりがいのある仕事です。
現在の主な仕事内容は、将来の交通状況のシミュレーションをもとにした、道路の整備による効果の算定や渋滞対策の立案です。やりがいを感じるのは、無数の答えが存在する道路計画において、発注者の方に最善と思われる技術的な提案をすること。そのためには、進化し続ける技術をつねに吸収する姿勢が重要だと感じています。
私の所属部署では、高架橋や歩道橋の計画・設計をはじめ、既設橋の補修、耐震補強設計を行っています。つい新規事業ばかりに目が行きがちですが、補修・補強設計による既設構造物の長寿命化も重要な役割を担っています。また、自分が設計したものが形として残り、社会資本整備に貢献できるというのは、この仕事の醍醐味だと思います。
まちづくりの一環として、12,000㎡に及ぶ広大な土地の宅地造成を担当しています。研修期間を経て初めて配属された現場で責任ある業務を任され、毎日が勉強です。自分が計測したデータが管理蓄積され、全体の土工量の算定などに反映されるのですが、大学で学んだ知識が役立っていることを実感してます。後輩の皆さんも頑張ってください。
建設会社で、道路・橋脚・下水道など、社会基盤となる建造物の施工管理や品質管理を行っています。現在は、若狭舞鶴自動車道のトンネル工事の現場に配属されており、主に測量による構造物の位置や高さのマーキングを担当しています。図面では2次元で描かれていたものが、3次元の建造物となった時の達成感は格別です。
私の仕事内容は、下水処理の計画、調査、設計を行っています。昨今続く異常気象や地震災害時では、ライフラインの確保が急務です。下水道は重要なライフラインの1つであり、機能が損なわれると住民の生命・財産に係わる多大な影響が懸念されます。安全で快適な社会基盤と生活環境の整備を通じて、社会に貢献できることにやりがいを感じています。