名前 | 松本 幸正(MATSUMOTO, Yukimasa) |
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職名 | 教授 |
最終学歴 | 名古屋工業大学大学院工学研究科博士前期課程 |
学位 | 博士(工学) |
資格 | 技術士(総合技術監理部門),技術士(建設部門-都市及び地方計画),技術士(建設部門-道路) |
専門分野 | 交通工学,交通計画,都市計画 |
研究課題 | 交通需要推計,交通情報,ITS,地域公共交通,コミュニティバス,意識調査 |
連絡先 |
土木学会,日本都市計画学会,交通工学研究会,交通心理学会,都市計画協会,アジア交通学会,WCTR Society
平成21年~ | 電気学会道路情報処理ソフトウェア構築の最適化に関する調査専門委員会 委員 |
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平成22年~ | 日本工学教育協会工学教育研究講演会 委員 |
平成22年~ | 日本都市計画学会中部支部 幹事 |
平成18年~ | 北勢線対策審議会 委員 |
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平成18年~ | 岡崎市交通政策会議 副座長 |
平成18年~ | 国土交通省中部地方整備局伊勢湾湾奥部物流円滑化研究会 委員 |
平成19年~ | 亀山市地域公共交通会議 会長 |
平成19年~ | 日進市地域公共交通会議 会長 |
平成19年~ | 東郷町地域公共交通会議 会長 |
平成19年~ | 名古屋高速道路の交通マネジメントに関する調査研究委員会 安全対策部会 部会員 |
平成20年~ | 国土交通省中部地方整備局総合評価委員会 委員 |
平成20年~ | 浜松市大規模小売店舗立地審議会 委員 |
平成20年~ | あいちエコモビリティライフ推進協議会 アドバイザー |
平成20年~ | 長久手町地域公共交通会議 会長 |
平成20年~ | 豊田市公共交通評価会議 委員 |
平成22年~ | 知多市地域公共交通会議 座長 |
平成22年~ | 岡崎市都市計画審議会 委員 |
平成22年~ | 名古屋市大規模小売店舗立地審議会 委員 |
平成22年~ | 四日市市都市総合交通戦略協議会 座長 |
平成22年~ | 焼津市地域公共交通会議 アドバイザー |
平成22年~ | 岡崎市駐車場整備連絡協議会 委員長 |
平成23年~ | 三重県大規模小売店舗立地審議会 委員 |
平成23年~ | 中京都市圏総合都市交通計画協議会 顧問 |
平成23年~ | 中日本ハイウエイエンジニアリング 名古屋地区交通技術委員会 委員 |
平成23年~ | 中日本ハイウエイエンジニアリング 道路管制センターシステムの信頼性向上に関する検討会 委員 |
平成23年~ | 名張市総合都市交通マスタープラン策定検討委員会 委員長 |
1993年 第18回土木学会土木情報システムシンポジウム発表賞
都市・国土計画論,社会基盤計画学Ⅱ,建設工学実験Ⅱ, 他
建設システム工学,いわゆる土木工学を志す若者が減ってきている.公共事業への批判,政官業の癒着疑惑,開発に伴う自然破壊などはマスコミの格好の話題で,一般市民に一方的に届けられ,ネガティブなイメージばかりが植え付けられている.さらに,現在あるいは将来の我が国を見据えたとき,時に若者たちが夢見たような”人々の命を守る仕事”や”地図に残る仕事”などは,その使命を終えつつある.我が国の国土は,安全で豊かになったのである.
では,土木工学はもはや不要であるのであろうか? とんでもない,これからこそ必要であると考えている.もちろん,これまでのように社会基盤施設の建設を中心とした土木工学は,例えばアジアの発展には貢献できるであろうが,我が国においての土木工学は,その姿を変えざるを得ないと考える.”ハードからソフトへ”,”地図に残る仕事”から”心に残る仕事へ” である.そして何より,自然との闘いを通じて培った自然への畏怖,逆に自然との共生の仕方を土木技術者は一番よく知っている.また,個々の人間ではなく,社会全体を見据えて,みなが幸せになることをいつも念頭に置いて物事を考えている.脈々と受け継がれてきたこの良き哲学を持った土木工学は,これからも必要である.
次世代の若者が一人でも多く土木工学に携わってくれるよう,本当の土木の役割と魅力を伝えていきたい.